中学校の「非常勤講師」という働き方をして思うこと



半年前に教諭、いわゆる正規採用の教員を自主退職した。

先生という職は楽しかったし、
教員免許の更新制度もなくなったし、
いつか現場に戻ることもあるかもな・・・



そのいつかが
まさか辞めて半年後に来るとは!!



非常勤講師とは

簡単にいうと、
先生のアルバイトみたいな感じ。

もちろん教員免許が必要だから少しハードルは高い。だけど正規採用の教員みたいな固定給ではなく、非常勤講師は時給制。だから感覚としては時給で働くアルバイトに似ている。

授業時間の少し前に来て、授業が終わったら即帰宅することができる。時間感覚がアルバイトっぽい。
(実際は授業準備が必要なので、もう少し時間が必要。このあたりは経験値にもよる)






学校は生徒数によって、配置される先生の数が決まる。

A中学校は生徒数が多いから先生は40人。
B中学校だと先生は20人。みたいな感じ。

その定数が揃った状態で4月のスタートをきるのが理想。ただ、現状はだいたい定数以下の人数で学校は動き出す。もしくは途中で足りなくなる。



私みたいに年度末で急に辞める人がいて、4月までに予定の人数が揃わなかったり、
4月の段階では揃っていたけど、途中で育児休暇や病気休暇などで先生が抜けてしまうことがある。


そんな時、正規教員の不足をカバーするのが非常勤講師になる。だから、多くの場合は1年間の契約ではなく、育児休暇や病気休暇の先生が戻ってくるまでだったりする。



私は10月から
非常勤講師として働くことになった。




非常勤講師は、かけ持ちが多い。


非常勤講師は授業をした分だけお金がもらえる。
ということは、
長期休暇などで授業がないときは収入がゼロになる。もちろん、ボーナスはない。



毎日授業があったとしても、授業数は他の先生より少ない場合が多く、1つの学校だけだと収入的にはキツイ。

友人が非常勤講師をしていたときも、2つ以上の学校に行っていたり、他にバイトをしていたりした。



私も同じだ。

私の場合は先生をメインではなく、他の仕事をメインに考えながら、先生をしているという感じではある。いつか戻ることはあっても、少なくとも辞めて5年くらいは戻らないだろうと思っていたから。


他の軸を探すため、いろいろなところで働く経験を積んでいたところに、非常勤講師の話が来た。



非常勤講師という働き方

非常勤講師のやること
それは一言で表現できます。




「授業」




とってもシンプルで、最高。






中学校の先生といえば
授業以外の業務がとてつもなく多い。
中学校教員の 〜 朝 〜で紹介した感じ)



しかし!
非常勤講師はまさに教科の先生という感じ!



〜1日の流れ〜

学校に着く。

授業準備をする。
授業をする。
次の日の準備をする。

じゃ、帰る!

〜終了〜




こんな感じ。

他にすることと言えば、たまに生徒や先生方と雑談するくらい。
(テスト前後は、テスト作り・採点・成績付けなどがある)





非常勤講師をして思うこと


ある国では
中学校でも「先生」と言えば
「教科の授業をする人」

日本だと大学の先生に近い感じかな。
大学の先生が、頭髪の指導や下校指導なんかしないもんね。
教科専門の先生。
その教科を責任もって教える人。

(そんな海外の先生の働き方にすごく興味を持ったのが、次の道を考えていく大きな軸となった・・)




日本で中学校の「先生」って言ったら、何する人?

もちろん専門教科の授業もする。
けど
それ以外もいろーーいろする人だよね。


だから
正直あまり授業に集中できていない。
力が分散して、授業へのエネルギーが削がれてる。

特に担任は業務の広がり方が半端じゃない。



担任は楽しかったよ。
ただ担任だからって、他の業務を減らしてもらえるわけではない。

他の業務もして、担任としての仕事もして、授業をする。

働き方を採点すると、、、
   3点
(100点満点中)



やっぱり
これはどうにかせにゃならん課題。







非常勤講師は授業が楽しい。
授業に100%集中できるから。



あ、自分って「数学の先生」だったんだって思い出せた感じ。教員採用試験は「中学校数学」を選んで受験したなって。



いつの間にか
「中学校の先生」になってた。



「中学校の数学の先生」なんだよ。








正規教員の働き方改善するなら
賃金上げるだ、部活を地域移行だ、
何曜日は早く帰りましょう、
とかじゃなくて

全部見直すべきだよ。
業務が多岐に渡りすぎている。

これだけはやろうを、少しだけ残す。
やらないことをハッキリさせる。







収入面の問題はあるが
非常勤講師の働き方は
とても魅力的です。



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