退去費用が4万円安くなった話


退去費用。
最初の請求額は8万1千円。

最終的には3万7千円。

4万3千円安くなった。

安くなったのは、値切ったり、サービスしてもらったりとかではなく、適正な金額に近づいたから。


みなさんも引越し前後の費用については注意してください。


引越しは、ぼったくられやすい。



「引越しに関する費用ってそんなかかるん?」

新しい部屋を探し、見積もりをとった時、初期費用の高さにびっくりした。安くても20万円近くする。固定費安くしたいのに、初期費用そんなかかったら意味ねえわ!!と心の中で叫ぶ。


少し前になるが、お金に関する勉強をしていたとき「不動産業界は注意しないと簡単にぼったくられる」と聞いたのを思い出した。改めてYouTubeでいろいろと調べ、知識武装した。現代は自分が情報をつかもうと動けば、たいていの情報を無料で得られるのがありがたい。



初期費用でも、退去費用でも、まずは不動産会社から掲示された金額を1発でOKしてはならない!ほとんどの業者が、なんだかんだと理由をつけて手数料やらなんやら上乗せした状態で掲示してくる。実際、退去確認の時もひどかった。



実際の退去立会での会話

業者
「なんか、においしません?」
「タバコ吸ってました?」
「それかお香たいたりしてました?」



キター・・・
いきなりこんなこと言ってくるんよ。
びっくり。



「タバコもお香もしてません」

業者
「ホントっすか、でもなんかにおいません?」

8年間住んで一度もないのに、何度も聞いてくる、、、

タバコのニオイなどがついていた場合の原状回復費用は住人が全額負担するのが基本だし、そうなった場合はけっこうな金額がするらしい。だからなのか?しつこい。今まで誰にも言われたことないわ。いきなりぼったくろうとしている!やっぱりヤバイ。


業者
「ここ、フローリング傷ついてますね。これは原状回復にお金かかりますね。」

私(知識武装発揮!)
「ここはベッドを置いていたところです。家具の設置跡についての修理費用はかからないことになってますよね?」

業者
「あーそうですね。でも、これは設置跡じゃなくて傷ですね。傷ついてちゃってるのでけっこう(お金)かかりますよ。」



こういう会話が続いた後、、、


掲示された金額は
部屋の清掃費用、2万3千円
お風呂の清掃代、1万2千円
水道のキャップ代、4千円
フローリング代金、未定

合計
約4万円+フローリング費用

・部屋の清掃代金は、最初の契約の時点で約束していた金額の2万3千円。(契約時にもっと知識あれば、この金額も交渉できる余地はあった思うが、その時は全く知識なく、言われるがままの金額で契約、、、これは勉強代も込みで了承。)

・お風呂は掃除をけっこうサボっていて「カビるんるん」な状態になってしまっていたので反省しつつ、了承。

・水道のキャップ代、4千円、びっくり!!
蛇口につけるタイプの浄水器をつけていて「これ外してないんでお金かかります。」って言ってきたから、すぐに外した。そしたら次は「元ついてたはずのキャップがないんでお金かかりますね。」って、、、私が元あったキャップを探す前からもうお金のこと言ってきてんの。それで金額聞いたら4000円て、まじかよ。確かに小さなキャップみたいなのあった形跡はあるけど、これで4000円?

・フローリング代金は未定!?
「今すぐは金額分からないので、また後日お知らせします。とりあえず金額に了承のサインはできます?」だって!できるかボケー!



その後の電話でも衝撃の請求が



後日、業者から電話があった。
電話は退去立会の時の人とは違い、電話連絡の担当者だった。

電話担当者
「再度、金額の確認をします。
部屋の清掃費用、2万3千円
お風呂の清掃代、1万2千円
水道のキャップ代、4千円
シーリングライト代、4千円
フローリング代金、3万8千円
合計、8万1千円になります。」


「シーリングライト代って何ですか?」


はー驚きました。退去立会時の請求にはなかったシーリングライト代まで追加で請求されてるやん!シーリングライトが置きっぱなしだったから、その撤去費用だそうです。そんなにデカくも重くもない、ライト一つの撤去費用が4000円かかるそうです。いろんな驚きがありますね。

実はシーリングライトについては退去立会の時に話題にはあがっていました。ただその時に「シーリングライトは元々あったものだから置いておいても大丈夫」と業者の方と確認していた。なのに、請求にあがってきてる。もう謎すぎ。



退去費用を安くするための知識


国土交通省が「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」というものを出している。私はこのガイドラインを根拠に、話を進めていった。裁判になった時もこのガイドラインを基準に判断されるらしいくらい信頼度の高いものだ。

まぁしかし「トラブル」という言葉がタイトルにつくぐらい、多いんでしょうね。



キーワードは2つある。
一つは「原状回復」
原状回復と聞くと、住み始めた頃の状態に戻さなくてはならないと思ってしまいがちだが、そうではない。ここがポイントだ。自然に生活していてできた傷や汚れの回復費用は、入居者が負担する必要はない。大家などの貸してる側が家賃などのお金を使ってキレイにするべきである。とガイドラインには示されている。

もう一つは「経過年数」
どんなものでも時間と共に、自然と劣化していくものだ。それぞれの物に、価値がなくなるまでの年数というものが決まっている。

例えば壁紙だと6年が目安となる。新居に住んでから2年後に引っ越す場合だと、壁紙には残り4年分の価値があるので、交換が必要になった場合は残った4年分の金額だけを支払う。経過年数の考え方では、絶対に新品価格の支払いにはならない。住み始めて8年後に引越しする頃には、壁紙の価値は残っていない。この場合だと退去時に交換が必要となっても、負担額は0円か、あっても1円。

経過年数の考え方を知っておけば、交換時の費用を全額負担するということはなくなる。



「原状回復」「経過年数」
この2つの正しい意味を知っているか、知らないかで、金額は大きく変わる。実際、このガイドラインの知識をもとに担当者と話していくと、フローリングの修理代金は3万8千円から、0円になった。経過年数も考慮して考えたら0円が妥当だと、きちんと判断してくれた。

また、水道キャップの金額も再検討してもらい、4000円から2000円になった。

粘り負けてはダメです。

道のりは、長かった。

退去立会をして、当初は未定だったフローリング代金も含めた見積もりが来るまで1〜2週間待った。その間、思い出すたびにモヤモヤ、嫌な気持ちになる。

その見積もりの再検討(シーリングライト、フローリング、蛇口のキャップ代)をお願いしてから、さらに1〜2週間待った。退去立会して、最終的に金額が確定するまで1ヶ月近くかかった。

嫌な気持ちになる時間を考えれば、さっさと払ってしまう手もあった。しかし、お金をの使い方考えるのなら、納得のいっていないものに払うお金は1円もない。

正しい知識を持って話をすれば、きっと適正な金額に近付けることができる。

また、いい経験ができました。




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